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トートバッグにファスナーを後付けする方法|縫わないで付ける2つのやり方と注意点

お気に入りのトートバッグを使っていると、

「上が開いたままなので中身が見える」
「電車や自転車で荷物が落ちそう」
「ファスナーが付いていればもっと使いやすいのに」

と思うことがあります。

でも、ミシンを持っていなかったり、針仕事が苦手だったりすると、「後付けは難しそう」と感じますよね。

実は、バッグの素材や構造が合えば、布用接着剤や布用両面テープを使って、縫わずにファスナーを後付けする方法があります。

ただし、普通の文房具用両面テープや接着剤を使えばよいわけではありません。

この記事では、トートバッグへファスナーを縫わずに後付けする方法を、

  • 布用接着剤で付ける方法
  • 布用両面テープで付ける方法

に分けて解説します。

取り付ける前に確認したいバッグの素材や、失敗しやすいポイントも紹介します。

結論|トートバッグのファスナーは縫わずに後付けできる

布製のトートバッグで、ファスナーを取り付ける部分に十分な接着面があれば、縫わずに後付けできる場合があります。

代表的な方法は次の2つです。

方法特徴向いている人
布用接着剤ファスナーテープとバッグを接着するできるだけしっかり固定したい
布用両面テープ貼りながら位置を調整しやすい接着剤を塗る作業を避けたい

どちらの場合も重要なのは、「布に使える」だけではなく、自分のバッグの素材に対応している製品を選ぶことです。

製品によって、洗濯できるもの・できないもの、アイロンが必要なもの、乾燥時間が必要なものなど条件が異なります。

最初に確認|縫わない後付けに向くバッグ・向かないバッグ

作業を始める前に、トートバッグの素材と口部分を確認します。

比較的取り付けを検討しやすいバッグ

  • 綿などの布製トートバッグ
  • バッグの口に平らな接着面がある
  • ファスナーテープを左右へ貼れる幅がある
  • 接着用品の対応素材に含まれている

慎重に判断したいバッグ

  • 本革
  • 合皮
  • 表面にコーティングされた生地
  • 防水・撥水加工された生地
  • 非常に薄い生地
  • 高価なバッグ
  • 口部分の形が複雑なバッグ

接着剤やテープによって、シミ・変色・剥離などが起こる可能性があります。

必ず使用する接着用品の対応素材を確認し、目立たない場所や同じ素材の端切れで試してから作業してください。

取り付ける前にファスナーの位置を決める

いきなり接着するのではなく、まずファスナーをバッグへ置いて完成位置を確認します。

確認したいのは次の点です。

  • バッグの口に対してファスナーが長すぎないか
  • 短すぎて大きな隙間が残らないか
  • スライダーを最後まで動かせるか
  • 持ち手や縫い代と干渉しないか
  • 左右の位置がずれていないか

ファスナーのエレメント部分ではなく、その左右にあるファスナーテープ部分をバッグへ固定します。

ファスナーを閉じた状態と開いた状態の両方で仮合わせしてください。

方法1|布用接着剤でファスナーを後付けする

縫わずに取り付ける方法として分かりやすいのが、布用接着剤を使う方法です。

布用接着剤の中には、メーカーがファスナー付けへの使用を案内している製品もあります。

用意するもの

  • トートバッグ
  • ファスナー
  • ファスナー付けに対応した布用接着剤
  • 定規またはメジャー
  • 印を付ける道具
  • 仮止め用クリップなど

接着剤によっては、アイロンや当て布が必要です。

使用する製品の説明を確認してください。

手順1|ファスナーを仮置きする

バッグの口へファスナーを置き、取り付け位置を決めます。

左右の高さがずれていないか、ファスナーを閉めたときにバッグの形が不自然に引っ張られないか確認します。

手順2|ファスナーテープへ接着剤を付ける

ファスナーの歯が並んでいる部分ではなく、左右の布部分へ接着剤を付けます。

エレメントやスライダーへ接着剤が付かないように注意してください。

塗る量や塗布する面は製品によって異なるため、メーカーの説明に従います。

手順3|バッグの内側へ貼り付ける

ファスナーテープをバッグの口の内側へ合わせ、位置がずれないよう接着します。

最初に片側を固定し、そのあと反対側を合わせると位置を確認しやすくなります。

左右を貼ったら、一度ファスナーをゆっくり開閉して、スライダーがバッグの布へ引っ掛からない位置になっているか確認します。

手順4|製品指定の方法で圧着・乾燥する

ここは使用する接着剤によって大きく異なります。

アイロンで圧着する製品もあれば、一定時間動かさずに自然乾燥させる製品もあります。

また、接着後すぐに使えるとは限らず、一定時間の養生や、洗濯までの待ち時間が指定されている製品もあります。

「もう付いたように見えるから」とすぐバッグを使わず、指定された接着・乾燥・使用開始までの条件を守りましょう。

方法2|布用両面テープでファスナーを後付けする

もう一つは、布用の両面テープを使う方法です。

接着剤を塗り広げる必要がなく、貼る位置を確認しながら作業しやすいのが特徴です。

ただし、普通の文房具用両面テープではなく、布への使用を想定した製品を使います。

手順1|バッグとファスナーを仮合わせする

接着剤の場合と同じように、最初に完成位置を確認します。

左右のファスナーテープをバッグの内側へ置き、開閉できるか確認してください。

手順2|ファスナーテープ側へ両面テープを貼る

両面テープは、ファスナーのエレメントやスライダーにかからない位置へ貼ります。

テープ幅がファスナーテープから大きくはみ出さないようにします。

手順3|片側ずつバッグへ貼る

剥離紙を一度に全部剥がすと位置がずれやすいため、作業しやすい範囲から少しずつ貼ります。

まず片側を固定してから、ファスナーを閉じた状態で反対側の位置を確認すると左右を合わせやすくなります。

手順4|全体をしっかり圧着する

貼り終わったら、ファスナーテープ全体がバッグへ密着しているか確認します。

角や端だけ浮いていないかも見てください。

洗濯や水濡れへの対応は製品によって異なります。

「布用」と書かれていても、すべての両面テープが洗濯可能とは限りません。

また、貼り付け直後の洗濯や強い負荷を避けるよう指定されている製品もあります。使用前・洗濯前の待ち時間は、必ず商品の説明に従ってください。

接着剤と両面テープはどちらがいい?

どちらが必ず優れているというものではありません。

比較ポイント布用接着剤布用両面テープ
作業の手軽さ塗布・乾燥が必要な場合がある比較的手軽
位置調整製品による貼る前の仮合わせが重要
乾燥・養生必要な製品がある使用開始や洗濯まで待ち時間がある製品もある
洗濯製品による製品による
対応素材製品ごとに確認製品ごとに確認

「ボンドなら強い」「両面テープなら弱い」と単純には判断できません。

バッグの素材と用途に合った製品を選ぶことが重要です。

縫わずに後付けするときに失敗しやすいポイント

普通の両面テープを使う

紙などに使う一般的な両面テープは、布バッグへの長期固定を想定していません。

布への使用が明記された製品を選びましょう。

仮合わせをせずに貼る

一度接着すると、きれいに剥がしてやり直せない製品もあります。

必ず接着前にファスナーを置き、開閉位置まで確認します。

スライダーの通り道まで接着する

ファスナーは、スライダーが動くための空間が必要です。

バッグの布をエレメントへ寄せすぎると、開閉時に布をかむ原因になることがあります。

ファスナーテープを貼る位置を決めるときは、スライダーが無理なく動けるスペースを残してください。

接着直後に強く引っ張る

接着剤や両面テープは、見た目では付いていても本来の接着力が出るまで時間が必要な場合があります。

メーカー指定の乾燥・圧着・養生条件を守ってから使用してください。

縫わない方法が向かない場合もある

縫わない方法は手軽ですが、すべてのトートバッグに最適とは限りません。

たとえば、

  • 毎日重い荷物を入れる
  • ファスナー部分へ強い力がかかる
  • 接着しにくい素材を使っている
  • 洗濯を頻繁にする
  • 長期間確実に使いたい
  • 失敗したくない高価なバッグ

といった場合は、縫い付けや専門店での加工も比較した方がよいでしょう。

縫わない方法のメリットは、ミシンや針を使わずに試せることです。

耐久性を最優先する場合とは、目的を分けて考えます。

ファスナーでなくてもいいなら面ファスナーも選択肢

目的が「バッグの中身を見えにくくしたい」「荷物が飛び出しにくくしたい」だけなら、必ずしもファスナーである必要はありません。

アイロン接着できる面ファスナーなどをバッグの口へ付ける方法もあります。

ファスナーより開口部を完全に閉じにくい一方、取り付け作業は簡単になる場合があります。

「ファスナーを付けたい」のか、「バッグの口を閉じられればよい」のかを先に考えると、加工方法を選びやすくなります。

トートバッグのファスナー後付けでよくある疑問

100均の材料でもできますか?

ファスナーや布用接着用品が販売されていることはありますが、商品ごとに対応素材や使用条件が異なります。

価格や販売店だけで判断せず、布への使用・接着方法・水濡れや洗濯への対応を確認してください。

接着剤だけでファスナーは付けられますか?

ファスナー付けへの使用をメーカーが案内している布用接着剤があります。

ただし、すべての接着剤やすべてのバッグに使えるわけではありません。

バッグの素材と接着剤の対応素材を確認してください。

布用両面テープなら洗濯できますか?

製品によります。

洗濯可能と明記された布用両面テープもありますが、洗濯不可の商品もあります。

洗濯方法や、貼り付けてから洗濯できるようになるまでの時間についても、使用する商品の注意事項を確認してください。

ファスナーの長さはどう決める?

まずトートバッグの開口部を測り、ファスナーを仮置きして、スライダーが無理なく開閉できる長さか確認します。

バッグの形や取り付け位置によって適した長さが変わるため、「バッグ幅○cmなら必ず○cm」と一律には決められません。

接着したファスナーが剥がれてきたら?

そのまま使い続けず、まず使用した接着剤や両面テープの説明を確認します。

再接着に対応している製品であれば、メーカーが案内する方法に従って補修します。

一度剥がれた部分へ別の接着剤を重ねると、残った接着成分や素材との相性が分からなくなり、うまく固定できないことがあります。

再接着方法が案内されていない場合は、無理に別の接着剤を重ねない方が安全です。

何度も剥がれる、荷物の重さで負荷がかかる、接着面が傷んでいる場合は、縫い付けや修理店での加工へ切り替えることも検討してください。

まとめ|縫わない後付けは「素材確認」と「仮合わせ」が重要

トートバッグへのファスナー後付けは、バッグと接着用品の素材が合えば、縫わずに行える場合があります。

基本的には、

  1. バッグの素材を確認する
  2. 開口部を測ってファスナーを仮合わせする
  3. 対応する布用接着剤または布用両面テープを選ぶ
  4. ファスナーテープをバッグの内側へ固定する
  5. スライダーが無理なく動くか確認する
  6. 製品指定の圧着・乾燥・養生条件を守る

という流れです。

特に大切なのは、「縫わない=何でも貼ればよい」ではないことです。

布用接着用品でも、素材・洗濯・アイロン温度・乾燥時間・使用開始までの条件などは商品によって違います。

お気に入りのトートバッグを失敗せず使い続けるためにも、まず目立たない場所で試し、仮合わせをしてから取り付けてください。

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