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月の異名の覚え方|睦月から師走まで12か月を順番に覚えるコツ

1月は睦月、2月は如月、3月は弥生……。

月の異名を覚えようとしても、12個を一度に暗記しようとすると途中で順番が分からなくなりやすいものです。

特に、

「水無月は何月だった?」
「神無月と霜月の順番が分からない」
「如月は読めるけれど何月か思い出せない」

というところで迷う人も多いのではないでしょうか。

月の異名を覚えるときは、12個をバラバラに暗記するよりも、3か月ずつ4つのグループに分けて、読み方と順番を先に覚えると整理しやすくなります。

この記事では、睦月から師走までの和風月名を一覧で確認したうえで、順番を覚える方法、由来を使った覚え方、間違えやすい月の整理方法を紹介します。

月の異名はこの3ステップで覚える

最初に、この記事で紹介する覚え方の流れを確認しておきましょう。

  1. 3か月ずつ4ブロックに分けて、読み方を覚える
  2. 頭の音「む・き・や|う・さ・み|ふ・は・な|か・し・し」で順番を確認する
  3. 読み方を覚えてから、漢字と由来を結び付ける

最初から漢字・読み方・由来を全部覚える必要はありません。

まず「何月=何という名前か」を言える状態にすることを目標にします。

まず確認|1月から12月までの月の異名一覧

1月から12月までの和風月名を一覧で確認しましょう。

和風月名読み方
1月睦月むつき
2月如月きさらぎ
3月弥生やよい
4月卯月うづき
5月皐月さつき
6月水無月みなづき
7月文月ふみづき・ふづき
8月葉月はづき
9月長月ながつき・ながづき
10月神無月かんなづき
11月霜月しもつき
12月師走しわす

この段階では、由来まで覚えようとしなくて大丈夫です。

まず「1月=睦月、2月=如月……」という対応を順番に確認していきます。

月の異名は3か月ずつ4ブロックに分けて覚える

12個を一列に並べて覚えるより、3個ずつ区切ると整理しやすくなります。

グループ覚える名前
11~3月睦月・如月・弥生
24~6月卯月・皐月・水無月
37~9月文月・葉月・長月
410~12月神無月・霜月・師走

読み方だけで並べると、

むつき・きさらぎ・やよい|うづき・さつき・みなづき|ふみづき・はづき・ながつき|かんなづき・しもつき・しわす

となります。

まず最初の3個だけを声に出して確認し、言えるようになったら次の3個へ進みます。

「12個覚える」のではなく、「3個を4回覚える」と考えると進み具合も確認しやすくなります。

頭の音だけで12か月の順番を確認する

名前そのものを覚え始めたら、次に頭の音だけを並べてみます。

名前頭の音
1月睦月
2月如月
3月弥生
4月卯月
5月皐月
6月水無月
7月文月
8月葉月
9月長月
10月神無月
11月霜月
12月師走

つなげると、

「む・き・や|う・さ・み|ふ・は・な|か・し・し」

です。

この文字列そのものに意味はありません。

目的は語呂を完璧に暗記することではなく、「次の月名が出てこない」ときの順番確認に使うことです。

たとえば「葉月の次は何だった?」と迷った場合、「ふ・は・な」の3番目なので長月、と戻れます。

漢字は読み方を覚えてから結び付ける

読み方の順番を言えるようになってから、漢字を対応させます。

最初から「睦」「如」「弥」「卯」「皐」と難しい漢字をまとめて覚えようとすると負担が増えます。

まず、

1月=むつき

まで覚えてから、

むつき=睦月

と漢字を追加します。

同じように、

  • 2月=きさらぎ=如月
  • 3月=やよい=弥生
  • 4月=うづき=卯月

と結び付けていきます。

「月→読み→漢字」の順で確認すると、自分がどこで間違えているのかも分かりやすくなります。

由来を知ると覚える手掛かりが増える

和風月名の由来には諸説あります。

そのため、「この由来だけが絶対に正しい」と覚える必要はありません。

代表的な由来を、名前を思い出すための手掛かりとして使うとよいでしょう。

和風月名覚える手掛かりになる代表的な説明
1月睦月親族が集まり、親しく睦み合う月
2月如月寒さが残り、衣をさらに重ねて着る「衣更着」
3月弥生草木がいよいよ生い茂る月
4月卯月卯の花の月
5月皐月早苗を植える月
6月水無月「無」を「の」と見て「水の月」とする説
7月文月稲の穂が実る「穂含月」に由来するという説明など
8月葉月木の葉が落ちる「葉落ち月」
9月長月夜が長くなる「夜長月」
10月神無月「無」を「の」と見て「神の月」とする説など
11月霜月霜が降る月
12月師走師も走り回るほど忙しい月とする説など

由来については複数の説がある月もあります。

暗記するときは「名前を思い出すヒント」として使い、由来を一つに断定しないようにしましょう。

水無月は「水が無い月」と決めつけない

6月の水無月は、漢字を見ると「水が無い月」と覚えたくなります。

しかし、代表的な説明の一つでは、ここでの「無」は「の」に当たり、「水の月」という意味とされています。

田に水を引く時期に関係するという説明です。

水無月の由来にはほかの説もあり、一つに確定しているわけではありません。

そのため、暗記では由来から逆算するより、

6月=みなづき=水無月

という対応を先に固定し、由来は補助として使うと整理しやすくなります。

神無月も「神様がいないから」だけで覚えない

10月の神無月には、「全国の神々が出雲へ集まるので、ほかの土地から神様がいなくなる月」という有名な説明があります。

ただし、これだけが語源と決まっているわけではありません。

「無」を「の」と見て、神の月とする説もあります。

出雲へ神々が集まるという説明も、神無月について伝えられている説の一つとして覚えておくとよいでしょう。

暗記では、

10月=かんなづき=神無月

という対応を優先します。

旧暦の月名なので現在の季節と完全には一致しない

睦月・如月・弥生などの和風月名は、もともと旧暦の月に使われていた呼び名です。

現在でも1月=睦月、2月=如月という形で使われますが、旧暦の季節感と現在の暦には1~2か月ほどのずれがあります。

そのため、たとえば「葉月なのに8月は葉が落ちる時期ではない」と感じても、現在の8月の気候だけで判断しないことが大切です。

由来を暗記に使う場合は、「昔の暦の季節感に基づく名前」と理解しておくと混乱しにくくなります。

一方、月名そのものを学習するときは、現在の1月=睦月、2月=如月……という対応でまず覚えて問題ありません。

教材や問題で指定がある場合は、その説明に従ってください。

覚えられたか3段階でチェックする

最後に、本当に覚えられたか確認してみましょう。

レベル1|1月から順番に言う

まずは1月から12月までを順番に言います。

途中で止まった場合は、「む・き・や|う・さ・み|ふ・は・な|か・し・し」のブロックへ戻ります。

レベル2|月だけを見て答える

次に、順番ではなくランダムに確認します。

  • 4月は? → 卯月
  • 9月は? → 長月
  • 11月は? → 霜月
  • 6月は? → 水無月

順番では言えるのにランダムだと出てこない場合は、「月」と「名前」の対応がまだ弱い状態です。

レベル3|月名から数字を答える

最後は逆向きです。

  • 如月は? → 2月
  • 文月は? → 7月
  • 神無月は? → 10月
  • 師走は? → 12月

ここまで答えられれば、単に順番を唱えるだけでなく、それぞれの月名をかなり整理できています。

月の異名の覚え方でよくある疑問

「月の異名」と「和風月名」は同じ意味ですか?

睦月・如月・弥生などについては、「月の異名」「旧暦の月名」などと呼ばれることがあります。

国立国会図書館では、これらを和風月名として紹介しています。

全部の由来まで覚える必要がありますか?

月名を覚えることが目的なら、最初から由来をすべて暗記する必要はありません。

まず「何月=何という名前か」を覚え、間違えやすいものだけ由来を手掛かりにすると整理しやすくなります。

「ふみづき」と「ふづき」はどちらが正しい?

文月には「ふみづき」「ふづき」の読み方があります。

水無月や長月にも読み方の違いが見られるため、教材や問題で指定がある場合は、その表記に従ってください。

現在の1月も睦月と呼んでいい?

和風月名は旧暦で使われていた呼び名ですが、現在の暦でも1月を睦月、2月を如月などと表現することがあります。

ただし、由来となった季節感は現在の同じ月と完全には一致しません。

まとめ|まず3か月ずつ順番を覚えよう

月の異名は、12個を一度に丸暗記しようとすると混乱しやすくなります。

まず、

  1. 3か月ずつ4ブロックに分ける
  2. 読み方を順番に覚える
  3. 「む・き・や|う・さ・み|ふ・は・な|か・し・し」で順番を確認する
  4. 読み方と漢字を結び付ける
  5. 由来を思い出すための補助として使う
  6. 最後にランダム問題と逆問題で確認する

という順番で進めてみてください。

最初から由来まで完璧に覚えるより、まず「1月=睦月」から「12月=師走」までの対応を固めることが大切です。

12個ではなく3個ずつ4セットと考えれば、どこまで覚えられたのかも確認しやすくなります。

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